帝王切開を受ける時、麻酔が一番痛いよって聞いたことありませんか?
私も帝王切開を受けるまで、麻酔がとっても怖かったです。それに麻酔が効くかどうかも心配でたまらなかったです。
実際に麻酔をしてみての感想を書いていこうと思います。
帝王切開の麻酔って痛いの?

帝王切開の経験者の多くが「麻酔が1番痛かった」ということを言っていますよね。
それを聞いて私もビビりまくってました。手術前に麻酔科の先生と面談した時、何度も「痛くないですか?」と聞きましたもん。(笑)
私が経験した帝王切開の麻酔は脊椎麻酔。背中の骨の間に針を打っていくものです。
手術室に入った後、手術台に乗って服をぱぱっと脱がされます。そして、上半身を起き上がるように言われると、背中の注射を打つ部分を洗浄されました。
日本の脊椎麻酔は横になった姿勢で打つのが一般的なようですが、ペルーでは起き上がって背中を丸めるように言われました。きっと日本では細身の人が多いけど、ペルーでは大きめの方が多いからだろうな〜・・・。(笑)
背骨がキレイに見えないと打てないそうなので、お腹が大きい状態で丸めるのは苦しかったけど頑張りましたよ〜。
そして!
針がチューっと背骨と背骨の間に入っていくのが分かりました。といっても、ちょっとチクッとしたくらい。チクっと言うより、ちょっと重たい感じのプスーって感じかな?
針の長さは0.5cmと短いらしく、チュッと刺して麻酔を入れられます。なので、チクっとした痛みよりも、液が入っていく感じの重たい痛みの方があったかな?という感じです。
痛みの度合いで考えると、私は麻酔の痛みよりも点滴の針を刺すほうが痛かった!
麻酔の針は合計で4本刺しました。それでも、どれもめちゃくちゃ痛いということもなかったです。
点滴の針の方が太いし長いし、刺した後にぐりぐりしてたので、手術前日に刺した点滴の針の方が痛かったな〜。もし点滴の針を耐えることができたら楽勝だと思います。
帝王切開の麻酔って、ちゃんと効くの!?

多分、これが1番心配ですよね。
私も手術前に「ほんとに麻酔って効くの!?」とビクビクしていました。過去に顔の局所麻酔をした時に、麻酔が効いてないのに顔の傷を縫われた経験があります。それがトラウマで、麻酔が効かない体質だったりして!?と不安でした。
でも担当の先生や、麻酔科の先生には笑って「大丈夫ですよ〜」と言われていたので、とりあえず身を任すことに。
当日、麻酔を打った後にすぐカテーテルを尿道に入れられました。
どうして分かったかって?
カテーテルの痛みも全くなかったし、足を広げられる感覚すらありませんでした。多分麻酔をして5分後くらいだと思います。
それでもかてーテールを入れられたのが分かったのは、手術台を照らしてるライトのガラス面に私の体が反射してうつっていたんです。それがちょうど角度的に見えちゃったので、手術される場所が全部バッチリ見える状態。(笑)
いやはや、私、自分の体が丸見え。はずかしー。(笑)
カテーテルが入っていくところもバッチリ見えちゃいました。(笑)
さすがに自分の体内は見たくないので、手術が始まる前に「あの・・・自分の体が見えてます」とスタッフさんに伝えて、ライトの角度を変えてもらいました。
カテーテルが入る時点で感覚がなかったので、もちろん手術が始まっても感覚はなし。麻酔はバッチリ効いてました!
あんなにビクビクしてたのに、終わってからは一安心。
手術が終わっても足の感覚が全くもどらず、約3時間は術後回復室で麻酔が切れるのを待ったくらいです。「こんなに麻酔って効果があるんだ〜」と改めて感謝!そしてびっくりです。
帝王切開だからといって、体重管理不要は嘘!

帝王切開になったら、体重管理って必要ないんじゃない?って思いますよね。
私も帝王切開が決まった途端、安心してバクバク食べちゃってました。(笑)
しかーーし!
帝王切開でも体重管理は必要なんです。私はバクバク食べた後に気づいちゃいました。(笑)
帝王切開で麻酔を刺す時に、背骨がきちんと見えないと麻酔がうまく打てません。なので、太りすぎちゃったりすると、麻酔が上手に入らないそうなんです。
麻酔が上手に入らない・・・想像するだけで怖いですよね。
なので、麻酔をしっかりと効かせるためにも太りすぎないことは大事です。これを知った後、私も急いで体重管理に必死な状態に逆戻り。すぐに食事を調整しました。(帝王切開前日だけガッツリ食べましたが。笑)
帝王切開だったとしても、油断しないで太り過ぎないように気をつけましょ〜♪