帝王切開後に着るパジャマは、今後の生活のことを考えて選ぶのが理想的です。
実際に経験して「このポイントは抑えて置いたほうが良い!」ということが4つあるので、これから帝王切開を経験する方の参考になればと思います。
目次
帝王切開後に着るパジャマを選ぶ4つのポイント

帝王切開をした場合、当然のことながらお腹に傷ができますよね。この傷にダメージを与えないためにも、傷を刺激しないパジャマを選ぶ必要があります。
また、出産後に気づいたのが「授乳」をする時に快適なものを選ぶこと!
そして、産後を快適に過ごせるものを選ぶことが大切だということです。
帝王切開前から「傷口を刺激しないパジャマ」というのはイメージできていたんですが、授乳のことはイマイチイメージができていませんでした。
そこで、私自身が「これは外せない!」というポイントを4つご紹介します。
- 前がボタンになっているもの
- ワンピースタイプ
- ズボンをお腹の高い位置で履けるもの
- 素材は綿やシルクなどの肌に刺激が少ないもの
前がボタンになっているものか、簡単に開けるタイプのもの
前がボタンタイプ、あるいは簡単にめくれるものがおすすめ!
授乳をする時に前側が開くととってもとっても便利です。授乳中、赤ちゃんの顔に服がかからないように押さえておく必要もないし、赤ちゃんが泣いたらすぐにオッパイを取り出せます。
私は特に上の画像のような、ハイウエストの位置がキュッとしまったものや、胸元が少しピッチリしているものが特に便利だと思います。
私は最初の1ヶ月、母乳が服に染み出してしまうことが多かったんです。赤ちゃんが飲める量がまだ少なくて、赤ちゃんが「お腹いっぱい〜」で、クタッと寝てしまった後も胸が張っていました。すると、胸に母乳が残っていて、生活していると母乳が漏れてきちゃいます。
かといって、母乳パットを使うのも消費量が半端ない!
毎日何枚も何枚も使うし、ひどい時は母乳パットから漏れて、結局服が濡れてしまうことも・・・。
タオルだったらどんどん吸収してくれるし、母乳が漏れてもタオルの包容力だと安心です。
それに、授乳中に赤ちゃんの口からミルクが出てしまった時も、とっさにタオルで拭くことができます。(笑)これはかなり便利ですよ!ズボラな私には最高です。
ブカブカしたパジャマだとタオルを胸元に挟むことができません。胸下にしぼりがあるタイプのものや、胸元がきゅっとしているものだとタオルがはさみやすくなります。
ワンピースタイプ
帝王切開の傷に摩擦を与えないためにも、ワンピースタイプのものがおすすめ!
お腹まわりにゆとりがあるので、服が擦れて痛いってことは少ないです。それに、ガードルや腰帯をつけたりする場合も、ワンピースタイプだと楽ですよ♪
ズボンをお腹の高い位置で履けるもの
もしワンピースタイプが嫌な場合は、お腹の高い位置で履けるパンツタイプを選びましょう!
産後2ヶ月位はおへそから下に違和感があります。しびれるような、皮膚が少し麻痺したような感覚です。
私は摩擦などがあると、その部分がかゆくなったりもしています。
できるだけ子宮まわりに刺激を与えないためにも、お腹の上の方で履けるものがおすすめです。
素材は綿やシルクなどの肌に刺激が少ないもの
絶対に選ぶ上で欠かせないのが、綿のパジャマを選ぶということ!
どうしても綿が嫌な場合はシルクなどの摩擦の少ないものを選びましょう。
産後のお肌って、妊娠中と同じように敏感です。私は妊娠中よりも産後の方が肌が敏感になってしまいました。何が原因かわからないけれど、湿疹が出でくるようにもなりました。
先生からは下着も綿をつけて、帝王切開をした部位には当たらないようにするように言われています。できればパジャマも。
帝王切開の傷を刺激しないためにも、肌を守るためにも、綿のものを選ぶのが理想的です。
パジャマ選びは生活の快適さを左右する!

帝王切開後のパジャマ選びは、毎日の生活の快適さを左右すると言っても過言ではありません!
- 母乳が漏れる
- 授乳時に胸を出さないといけない
- 夜の赤ちゃんのお世話
- 日常生活を送る上で問題のない服装
と、出産前とは違った環境に置かれます。
特に私が気になるのは、日常生活をしている中で母乳が漏れてしまうこと。
そして、夜の赤ちゃんのお世話で胸がすぐに出せないような服を着ていると、夜中に眠い中イライラしてしまうことです。
大切なのは赤ちゃんのお世話をすることと、胸から母乳が出ることを考えてパジャマを選ぶのが理想的。
さらに欲を言えば、毎日着ていても問題のないちょっとオシャレなパジャマがいいですよね♪私はパジャマだけど、昼間に着ていてもおかしくない部屋着をチョイスしています。そうすると服選びとかしなくていいし、楽ちんです。
帝王切開の傷を守りつつ、便利なものを選んでみてくださいね♪